新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

D-Con Project がスタートして一年がたちました。昨年は、「D-Con CF」と、「D-Con SUB」の二つのアプリケーションを発表させていただきました。

特に、8月に発表した「D-Con SUB」については、このプロジェクト最初の実用的なアプリケーションを目指して開発を進めてまいりました。しかし、不本意ながら特に動作速度の面で不十分なものとなり、正直なところ「実用的」とは言いがたいものとなってしまったことは否めないと思います。

このプロジェクト全体の着想や方向性は、決して間違っていないと自負していますが、最初の一年は、スタートダッシュが過ぎて、少し「あせり」があったのではないかと反省しております。

プロジェクト二年目となる今年は、もう少し落ち着いて、新しいリリースを出すことに必ずしもこだわらず、研究を中心にじっくりと開発を進めていきたいと思います。

プロジェクトとしての次のアプリケーションは、シーンメモリ付2段プリセット「D-Con SCENE(ディーコン・シーン)」になりますが、その前に、動作速度に難がある「D-Con SUB」の改訂版を開発する計画でおります。

午年が明けましたが、このプロジェクトは今年もカメのようにゆっくりとした歩みになろうかと思います。どうか今後とも D-Con Project を長い目で見守って下されば幸甚に存じます。

本年もよろしくお願いします。

D-Con Project ディレクター
岩城 保

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