「D-Con SUB サブマスター卓 for DoctorMX」について(Ver. 1.0 -- 2013.8.23)

【起動のしかた】
コンピュータのUSBポートにDoctorMXを接続し、「D-Con SUB(DConSUB.exe)」を起動して下さい。その際、DoctorMXボックスがコンピュータ上で認識されている必要があります。認識されていない(あるいは認識されているかわからない)場合は、kuwatec社のホームページ(http://www.kuwatec.co.jp/doctormx/)にある「DoctorMXソフトウェア」(無料)をインストールして下さい。

【概要】
二段のプリセット段は右下のクロスフェーダーによって、常時、二段プリセットとして機能します。下部に20本あるのがサブマスターフェーダーで、20ページの記憶が可能です。チャンネル出力レベルが最上部に表示されます。これら、「プリセット段」「サブマスターフェーダー」「チャンネル出力表示」は、互いにドラッグ&ドロップが可能です。 たとえば、A段で任意のチャンネルを上げ、A段をドラッグしてサブマスター1にドロップすると、そのレベルがサブマスター1に記憶されます。逆に、記憶されたサブマスターを段にドラッグすると、そのサブマスターに記憶されているレベルが段に展開します。「チャンネル出力表示」をドラッグすることで、現在の出力を記憶することも可能です。

【チャンネルフェーダー】
マウスでチャンネルフェーダーを上下にドラッグすることにより、レベルを調整することができます。一つのチャンネルフェーダーを操作中に、マウスボタンを押したまま、他のチャンネル(ただし同じ段)のフェーダーの上にカーソルを持って行くと、そのチャンネルも同時に上下します。このようにして、複数のチャンネルフェーダーを同時に上下させることができます。

【クロスフェーダー】
マウスでフェーダーを上下にドラッグすることにより、クロスフェーダーの操作ができます。クロスフェーダーをダブルクリック、あるいは、[F1]キーを押下することにより、クロスフェーダーの連動/非連動を切り替えることができます。クロスフェーダーの「連動」とは、AB両フェーダーが同時に動く状態のことです。

【[IN]ボタン】
A段、B段、サブマスターの左側の[IN]ボタンを押すと、DoctorMXの入力側に接続された信号による「引っかけ」操作が可能になります。[IN]ボタンをダブルクリックすると、フェーダー位置が強制的にその時のDMX入力の値になります。

【パッチ】
[ツール(T)]メニューから[パッチ(P)...]を選択するとパッチ画面が開き、チャンネルとディマーの対応付けをすることができます。「+」「-」などを使って複数のディマーを一度に指定することが可能です。

【保存・読み込み】
ファイルに保存することにより、パッチ、チャンネル名称、サブマスターの内容が保存されます。チャンネルフェーダーの位置は保存されません。

【アンインストール】
D-Con SUBをアンインストールするには、インストールの際に使用したセットアップ(DConSUB_Setup または DConSUB_64Setup)を再度実行して「DCon SUB の削除」を選ぶか、あるいは、Windowsのコントロールパネルにあるプログラムの削除操作により行なって下さい。

【動作環境】
Windows XP 以降
(詳しい動作条件は十分にテストできていません。情報をお寄せ下されば幸いです)

【ファイル構成】
DConSUB.exe :プログラム本体
DrMXLib.dll:DoctorMXダイナミックリンクライブラリ(kuwatec提供)
Readme.txt :このファイル

【シェアウェア】
D-Con SUB は、シェアウェアです。継続して使用する際は Vector シェアレジによる送金登録をお願いします。未登録のアプリケーションは、すべての機能を使用できますが、1分に一回程度、ライセンス登録ダイアログが開きます。

【免責事項】
D-Con Project のアプリケーションを使用したことによって生じた損害等は、アプリケーションの動作不具合が原因であったとしても、一切補償いたしません。

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D-Con Project
舞台照明家が考えるDoctorMX(kuwatec)の新しいカタチ
http://dconmx.jp